古代アメリカ研究会会報No.12(発行2002年7月)

 役員会報告研究会総会報告第7回研究発表会今期役員会計報告『古代アメリカ』第6原稿募集会員からの投稿新入会員名簿会員名簿の訂正事務局からのお知らせ編集後記

 

 

 古代アメリカ研究会役員会報告

日時:200268日(土)10001145

場所:東海大学湘南校舎14-106教室

出席者:大貫良夫(会長)、関雄二(代表幹事)、多々良穣(監査委員)、柳沢健司(監査委員)、杓谷茂樹(運営委員)、八杉佳穂(運営委員)、横山玲子(運営委員)、向井暁子(事務幹事)

HPに関する報告時のみ、中嶋直樹会員(HPワーキンググループ)が参加。

委任状:馬瀬智光(運営委員)

議長:関雄二、書記:向井暁子

 

議題:

1.会誌『古代アメリカ』第5号編集報告

研究ノート4本、書評1本、第4号の論文についてのコメントとそれに対するリプライを掲載した。研究ノート4本のうち2本は依頼原稿、2本は投稿によるものである。

この際、会員からの論文がなかなか集まらず、今回の会誌では論文が1本も掲載されない事態が生じたため、編集委員が会誌編集における問題点を整理し、また新役員のために編集のシステムや作業手順を書出し、次の役員に申し送ることとした。

 

2.2001年度決算報告・監査報告、および2002年度予算案

(1)2001年度決算について

別表の通り2001年度決算報告がなされ、了承された。

(2)監査報告

監査委員が、2001年度決算内容が正確に記入されていることを報告した。

(3)2002年度予算案について

 別表の通り2002年度予算案が提示され、了承された。支出の項目に新たにHPワーキンググループ旅費補助を加えた。これは電子メールだけでは話し合いが難しく、予算として計上する必要が生じたためである。

 

3.  7回総会・研究発表会について

総会の議長は関雄二委員、書記は横山玲子委員、研究発表会の座長は第一部を長谷川悦夫会員、第二部を加藤泰建会員にお願いすることで合意した。また、総会議事録の署名人については会則に特に規定がないので整備することを次の役員に申し送ることとした。さらに会則に関する問題として、総会の議長・書記などを役員以外からも選べるように会則(173)を改定してはどうかという意見が出され、審議すべき問題として次の役員に申し送ることとした。

 

4.  会員の入会・退会

(1)  入会・退会希望者の承認

中川清恵、長田善志、片山良夫の3名から入会希望が出されており、承認された。また、会員1名より退会願いが出ており、同様に了承された。

(2)  会員の除名について

 6名の会員については、過去3年間以上にわたって会費を滞納しており、除名することを総会で審議する点で合意した。また、総会で除名が決定された場合には、本人に除名を通知し、滞納期間中に発送した会誌代を請求することで合意した。

 

5.  役員改選について

(1)  被選挙権のない会員の確認

総会で行われる役員選挙において、大貫良夫会員、関雄二会員、多々良穣会員、柳沢健司会員、馬瀬智光会員、杓谷茂樹会員、八杉佳穂会員以上7名は、会則第153項に従い被選挙権がないことを確認した。

(2)  選挙管理委員の選出

今回被選挙権を持たない多々良穣会員、杓谷茂樹会員、柳沢健司会員を選挙管理委員として総会で推薦することとした。また、会則に選挙管理規定がない点は解決すべき問題であるとして役員会で一致し、審議すべき問題として次の役員に申し送ることとした。

 

6.  大会にかかわる経費について

(1)大会関連業務について

大会開催校に大会関係の業務(参加費・懇親会費の徴収、プログラム作成、大会関連連絡事務等)をまかせてはどうかという案が出された。

この案の利点としては、@事務局は年会費の徴収だけとなり、懇親会費との口座の混同が起こらない、A非会員の研究発表会参加費は、会場校の事情に合わせられる、B今後大会会場の施設利用費が高くなる可能性があり、会員からの大会参加費徴収も視野に入れたとき対応しやすい、という3点が挙げられた。

審議の結果、役員会では、@今後は大会関係の業務を大会開催校に任せること、A一般会計から大会開催校に補助費を出すこと、B大会開催校は予算案を出し補助費はそれに基づいて役員会が決定すること、C補助費の収支については役員会に報告すること、D大会開催校は役員会が決めること、以上5点を決定事項として次の役員に申し送ることとした。

(2)参加費について

会員の参加費を有料にするか無料にするかは大会開催校の事情や補助費の額に左右されるものであり、慎重に検討することを次の役員に申し送ることとし、また、会員と非会員の参加費に差を設けるかどうかについては審議すべき問題として次の役員に申し送ることとした。

 

7.  その他

(1)年会費・懇親会費の事前振込みについて

総会・研究発表会当日の受付の混乱を避けるために、年会費、懇親会費を事前に口座に振り込んでもらってはどうかという案が出された。

審議の結果、年会費の事前振込については、原則的には研究会本体に事前に振り込んでもらうこととするが、大会当日の支払いも受け付けることを次の役員に申し送ることとした。また、懇親会費の事前振込については、6.(1)で示したように、大会開催校に一任することを、次の役員に申し送ることとした。

(2) 総会・研究発表会開催時期について

6月は学会が集中する時期であるため、大会を秋に開催することを検討して欲しいという要請があった。これに対し、秋にも学会は集中するという意見が出され結論に至らなかった。従って、大会の秋開催を求める意見があったことを次の役員に申し送ることとした。

(3)役員選挙の時期について

 現行のように役員会後の総会で役員選挙を行うのでは、新役員が新年度の研究会運営について審議できないまま引き継ぐという不都合が生じるという意見が出された。これを受け役員会では、選挙を前年度中に郵送で行い、それによって選出された新役員が新年度の事業と予算に責任を持つ体制へと整備することを次の役員に申し送ることとした。

(4)会の名称変更について

学会として公認されることの意志を鮮明にし、会員の研究水準向上を促す上からも、会の名称を「古代アメリカ研究会」から「古代アメリカ学会」に変更してはどうかという案が出された。役員会は、「古代アメリカ研究会」を「古代アメリカ学会」と名称変更することを承認し、総会で審議することとした。

 

8.  HP改善について

 ホームページ改善ワーキングの委員である中島直樹会員より、ホームページの内容、掲載事項の作成・入力の方法と今後の作業案、必要機材、プロバイダー等の接続と契約についてワーキング案が示されたが、十分な審議はできなかった。このため、総会でこれまでの経過報告という形でワーキング案を紹介し、会員の意見を募ることとした。これらの意見をまとめ、ワーキング案とともに次の役員に伝え、できうるかぎり早く具体的な作業に入るよう申し送ることとした。

 

 

古代アメリカ研究会 第7回総会議報告

日時:200268() 11451300

場所:東海大学湘南校舎14-104教室

議長:関雄二、書記:横山玲子

 

会員総数143名のうち、委任状提出者数64名、参加者数26名であり、会員数の過半数が確認されたため議長より総会成立が宣言された。会長挨拶の後、報告および審議を行った。

 

1.事務報告ならびに審議事項

 代表幹事より以下の報告がなされた。

(1)2001年度活動報告

2001616日(土)に埼玉大学において役員会および第6回総会・研究発表会が開催され、20011227()には東京大学において役員会が行われた。また、会誌『古代アメリカ』第5号、および会報第10号、第11号を発行した。

(2)HP更新について

HP更新を昨年度事業として計画していたが、原案がまとまらなかったため、実施に至らず、次期役員会への申し送り事項とすることとする。

(3)会員入退会・除名について

入会希望者3名、退会希望者1名について、本日の役員会で承認された。また、現在6名の会員が3-4年間にわたって会費を滞納しているため、この6名を除名し、除名を本人へ通知し、滞納中に発送した会誌に関わる費用を請求することを総会で審議し、賛成多数で承認された。

 

2.会誌編集委員会報告

編集委員より、『古代アメリカ』第5号発行について以下の通り報告がなされた。

 今号には研究ノート4編が掲載された。うち、2編が投稿、他2編は依頼原稿である。

 本件に関する質疑内容は以下の通りである。

@      依頼原稿の審査・査読・基準について

査読を受ける投稿原稿とそれが免除される依頼原稿との区別を会誌上で明記すべきではないかという意見、査読制度を持つ雑誌への論文掲載は、業績評価の点からも、また質の高い論文を作成するためにも必要であり、原稿に区別を設けるべきでないという意見が出された。これに対し、編集委員から、依頼原稿も編集委員自身が目を通し、必要があれば指示を行っている点、現実には投稿原稿が少なく、依頼原稿に頼らざるをえない状況が説明された。また、依頼原稿にどのような基準が設けられているのかという質問が出され、これに対しては、編集委員会で議論し、掲載が決定している他の論文や研究ノートなどとのバランスを考えて行っているという回答がなされた。

A      研究ノートの内容および基準について

今号の投稿原稿と依頼原稿では内容の方向性が異なるように思われるが、等しく研究ノートというカテゴリーで良いのかという質問がなされた。これに対し、研究の動向を扱うものと調査報告は、いずれも研究ノートで良いと判断してきたが、必要であれば今後の検討課題としたいという回答がなされた。また、本号において論文として提出したものが、字数超過により研究ノートと判断されたが、判断基準が厳しくないかという意見が出された。これに対し、投稿規定を多少前後する程度であれば問題にはしていないが、必要であれば今後の検討課題としたいという回答がなされた。

 

以上の質疑について、査読や編集に係わる問題点をまとめ、次期役員会へ申し送ることで了承された。

 

3.2001年度決算報告ならびに監査報告

 事務幹事より2001年度の決算報告がなされ、続いて監査委員より監査報告がなされ、審議の結果、承認された。

 

4.2002年度予算案

 事務幹事より2002年度の予算案が提示され、審議の結果、承認された。

 

5.役員改選

(1)選挙管理委員の選出

 選挙管理委員として被選挙権のない多々良委員、杓谷委員、柳沢委員を推薦したいという提案がなされ、了承された。

(2)投票および開票結果

 選挙管理委員より投票方法に関する説明がなされ、投票が行われた。開票結果(当選、次点のみ)は以下の通りである。

会長   票数26票/当選:加藤泰建13票、次点:松本亮三3票、高山智博3

・代表幹事 票数26票、うち白票1票/当選:横山玲子10票、次点:井口欣也4

・事務幹事 票数26票/当選:向井暁子15票、次点:徳江佐和子4

・監査委員 第一回 票数26票、うち白票2票/当選:長谷川悦夫9票、次点:青山和夫6票、徳江佐和子6

      決選投票 票数26票/当選青山和夫13票、次点:徳江佐和子13


 

2人目の監査委員については、決選投票の結果、青山会員、徳江会員ともに13票で同数となったが、徳江会員はすでに監査委員に当選した長谷川会員と所属が同じであることから公正性が失われるとして辞退の申し出があり、また青山会員から委員の受諾表明がなされたため、青山会員の当選が確定した。

 

6.HPの開設・維持・更新について

 (1)ワーキング・グループ(以下WGと表記)からの報告

2001年度は広報委員のもとにWGを設置し、HPのコンテンツ、作業手順、プロバイダ・サーバについて討議を行ってきた。

HPに掲載するコンテンツは、1)サイトマップ、2)HPの更新履歴、3)会の概要、4)会報全文、5)入会申込書、6)古代アメリカについて学べる研究機関、7)国内美術館および博物館一覧の他、関連リンクとして、8)各研究会情報や海外のHPなどを考えてきた。また、9)メーリングリストを作成したいと考えているが個人情報の管理という問題が生じる。10)文献案内も掲載したいがその選定が難しい。11)遺跡紹介の掲載を検討しており、その原稿は会員に依頼し文責を求めたい。さらに、12)調査報告や、13)会誌を掲載したいとの意見も出された。会誌全文を掲載するのは問題があるかと考えられるが、バックナンバーのうち在庫のないものについては有料でダウンロード可能にしてはどうかという意見もある。

 作業手順については、今後もWGを設置し作業を分担する必要があるため、メンバーが交代しても技術的に引継ぎが可能な内容にすべきであると考えている。

 プロバイダーおよびサーバーについては、有料プロバイダー(インターネット接続業者)と契約するか、レンタル・サーバー(WWWホームページを代行運用するサービス業者)を利用するかという問題がある。一般的に、WWWへ接続するため電話回線を使う場合には、最低限、電話料金とプロバイダー料金とが経費としてかかる。

 有料プロバイダーおよびレンタル・サーバーの共通の問題として、接続のための電話料金がWGの担当者個人の負担になるという問題がある。

 また、それぞれの問題としては、有料プロバイダーの場合、インターネット接続料(プロバイダー料金)は契約の中に含まれるため個人負担にならないという利点がある。しかし、欠点としては、それは一人にしか有効でないため、管理者が複数いたとしても、その回線を利用してファイルのアップロードができるのはひとりだけであり、結果として一人の担当者に負担がかかるという不都合が生じる。また、管理者が変更になると、インターネット接続先をも変更しなければならなくなり、手続き上不便である。

 レンタル・サーバーの場合、複数の管理者が異なった場所からアップロードできるという利点があるが、サーバーまでのインターネット接続料(プロバイダー料金)は個人負担になる。また、共通としての電話料金やプロバイダー料金は定額で会から担当者へ支払ってもいいのではないかという意見が役員会において出された。

 以上のことを踏まえた上で、WGとしてはレンタル・サーバーの方が利用し易いと考える。

(2)議長からの提案

 本件は、決して本総会において決定するものではない。報告にあった通り、現状は個人のボランティアに頼らざるを得ず、資金・内容・分量・更新の方法など多くの課題が含まれている。会員からの意見を聞き、次期役員会へ申し送りたい。

(3)質疑

@      HPは、本研究会の活動を一般に公開するものであるから、WGHPの内容などを勝手に決めるべきではなく、また、広報的な内容はオープンでよいが、中にはアクセス制限すべき情報もあると考えるという意見が出された。これに対しWGからは、すべての内容について役員会と相談しており、WGが決定するものとは考えておらず、また、アクセス制限については、会員と非会員を識別するプログラムを組むためには高度の知識が必要であり、会員の自主性と、担当者が変更しても継続的に可能でなければならないという運営方針に則った場合、技術的に困難であるという回答がなされた。

A      会誌の全文ではなく、アブストラクトを掲載してはどうかという意見が出された。これに対し、現在アブストラクトを作成しているのは論文だけであり、研究ノートについても作成しなくてはならないであろうという意見が出された。審議の結果、アブストラクトを掲載する方向で検討することとなった。

B      会誌の掲載に関して生じる版権の帰属について質問が出された。これに対し、1)寄稿規定では論文の版権は著者および研究会に帰属するものとなっており、研究会が一方的に開示するわけには行かない、2)研究機関によっては、投稿の際にHPに掲載されることを了解するという念書を取る場合もある、3)肖像権の問題もある、5)学会として活動することを目指すならば、個別のHPで公開するのではなく、学術情報センターなど公の機関に登録し、利用者から使用料を徴収する方法も模索すべきなどの意見が出された。また、6)現時点で結論を下すより、他の学会の動向をみるべきではないかという意見も出された。

以上の意見をまとめ、次期役員会への申し送り事項とすることで了承された。

 

7.「古代アメリカ研究会」の名称変更について

 「古代アメリカ研究会」という名称を「古代アメリカ学会」に改めるという案が役員会において承認されたため、総会での審議が求められた。名称変更の理由は、1)研究をさらに深化させるため、2)実績があるにも関わらず、日本国内に古代アメリカ関連の学会がないことは憂慮すべき点、3)「研究会」という名称が私的な研究者集団という印象を与えるため、研究大会参加に関する事務手続きで問題が起こる可能性、さらには掲載論文の評価が低くなる点などである。

 審議内容は以下の通りである。

(1)学会として承認される前に「学会」という名称を用いることは可能かという質問に対し、「学会」名称を用いた後に登録するケースもあり、また学術会議の登録には時間がかかることから、「学会」名称を用いることに特に問題はないという意見が出された。

(2) 本件は本総会の審議事項として事前に通告されていなかったので、十分な議論・整備の後に次期総会や臨時総会などでの採決を考えても良いのではないかという反対動議が出され、審議事項とするかについての採決が行われた。結果は、賛成22名、反対2名であり、この案は了承された。引き続いての審議では、名称変更を前提に次期役員会で必要な方法と内容を検討するという提案があり、採決をとった。その結果、賛成24名、反対0名、保留1名で、名称変更を時期役員会で検討することが承認された。

 

 

古代アメリカ研究会 第7回研究発表会

7回総会後、下記の7組の方々から最新の研究成果を発表して頂きました。発表者と発表題目は次の通りです。なお、発表内容は当日配布された『古代アメリカ研究会第7回研究発表会レジュメ』に掲載されております。

 

1.図像の規則―Chavin de Huantar遺跡の石彫とCarhuaの織物の比較から

  竹隈あゆみ(埼玉大学大学院修了生)

2.古典期マヤ支配層の手工業生産と日常生活:グアテマラ共和国アグアテカ遺跡出土の石器分析を通じて

  青山和夫(茨城大学)

3.エルサルバドル考古学プロジェクトによるチャルチュアパ遺跡カサブランカ地区の発掘調査(CHAL. C. B. 2001

伊藤伸幸(名古屋大学)、南博史(京都化博物館)、柴田潮音(エルサルバドル国立芸術文化審議会文化遺産局)

4.クントゥル・ワシ遺跡の発掘

  加藤泰建(埼玉大学)

5.アンデス形成期神殿クントゥル・ワシにおける神殿活動

 坂井正人(山形大学)

6.ペルー北高地の形成期遺跡より出土した人骨の食性解析

関雄二(国立民族学博物館)、米田穣

(独立行政法人国立環境研究所)  

7.クントゥル・ワシ遺跡の修復と復元作業

     大貫良夫(野外民族博物館リトルワールド)

 

 

今期役員

  68日(土)の総会で行われた役員選挙によって会長、代表幹事、事務幹事、監査委員が選出されました。また同日、会長によって運営委員5名が任命されました。従って今期の役員は次の10名となります。

 

会長:加藤泰建

代表幹事:横山玲子

事務幹事:向井暁子

監査委員:青山和夫、長谷川悦夫

運営委員:

編集委員;井口欣也、寺崎秀一郎、佐藤吉文

広報委員;大平秀一

会報委員;徳江佐和子

 


 

会計報告

(1)2001年度決算報告(2001.4.12002.3.31

収入の部

 

 

 

 

項目

予算額

決算額

増減

備考

前年度繰越金

329,392

329,392

0

 

会費収入

540,000

506,000

-34,000

 

会誌売上

0

22,930

22,930

 

2001年度研究発表会非会員参加費

0

2,000

2,000

 

その他

0

844

844

 

合計

869,392

861,166

-8,226

 

支出の部

 

 

 

 

項目

予算額

決算額

増減

備考

会報発行費

40,000

20,896

19,104

 

総会・研究発表会補助

30,000

30,148

-148

 

役員会旅費補助

200,000

146,637

53,363

 

通信費

80,000

84,970

-4,970

 

ホームページ開設維持費

70,000

8,000

62,000

 

会誌発行費

210,000

213,123

-3,123

 

消耗品費

10,000

19,091

-9,091

 

その他

0

90,775

-90,775

HPワーキンググループ交通費補助、

振り込み手数料、コピー代

予備費

360,000

0

360,000

 

合計

1,000,000

613,640

386,360

 

次年度繰越金

 

247,526

 

 

 

(2)2002年度予算案

収入の部

 

 

項目

予算額

備考

2001年度繰越金

247,526

 

会費収入

572,000

会員数143人×4000円

その他

20,474

研究発表会非会員参加費、会誌一般販売収入、利子

合計

840,000

 

支出の部

 

 

項目

予算額

備考

会報・名簿発行費

40,000

 

総会、研究発表会補助

20,000

会場費、研究発表会レジュメ印刷費

役員会旅費補助

200,000

 

HPワーキンググループ旅費補助

72,000

 

通信費

85,000

会報その他発送費、役員間連絡費

ホームページ開設維持費

70,000

有料プロバイダ契約料など

会誌発行費

230,000

会誌印刷製本費、編集作業費

消耗品費

20,000

領収書、宛名ラベル、封筒、文房具等購入費

予備費

103,000

 

合計

840,000

 

 

 

 

『古代アメリカ第6号』投稿原稿募集

 『古代アメリカ』第6号への原稿の投稿を募集します。詳細は既刊『古代アメリカ』寄稿規定、および執筆細目をご参照下さい。

 原稿の締切は、11月末日とします。

 投稿希望者は10月末日までに下記の「投稿に関する問い合わせ先」(寺崎宛)にメールまたは郵便にて申し出て、投稿カードの配布を受け、提出原稿に添付して下さい。

 なお、掲載の可否は規定による査読結果を踏まえて編集委員会が決定します。

また、寄稿された論文は、編集委員会が、論文以外の種別(研究ノート)による掲載が適当と判断する場合があります。

 

*投稿に関する問い合わせ先:

寺崎秀一郎    

162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1 

早稲田大学文学部

Tel&Fax:03-5289-3550 / e-Mail:terasaki@waseda.jp

 

井口欣也      

338-8570 さいたま市下大久保255 

埼玉大学教養学部

Tel&Fax:048-858-3595            

e-Mail:inokuchi@post.saitama-u.ac.jp

               10月末まで海外調査予定)

 

 また、『古代アメリカ』第4号以来、掲載を開始した「会員の活動状況」のコーナーを充実させてゆくことは本会の今後の発展において、欠くことができません。会員各位の研究活動状況について、情報交換等を活性化することによって、本会のさらなる飛躍を目指したいと思います。

 こちらの原稿の執筆要領等につきましては、次号の会報に掲載する募集記事に記載する予定ですので、会員各位にはよろしくご協力の程お願い申し上げます。

 

 

会員からの投稿

「セロ・ブランコ遺跡発掘調査」

 

芝田幸一郎(東京大学大学院博士課程、ペルー・カトリカ大学加入研究員)

 ペルーのアンカシュ県ネペーニャ谷にて、この2,3月にセロ・ブランコ(白い丘)神殿遺跡の発掘調査を実施しました。@いまだ未解決のチャビン・ホライズン問題ならびにこれと不可分の形成期編年の問題、A紀元前800年頃の大規模エル・ニーニョ現象の調査、そしてB社会変化の媒体としての物質文化に関する持論の検討、を主目的として、この大遺跡に挑みました。

 なにしろ楽しくやるつもりで、ペルーの大学生が長期参加できる夏休みをねらいました。しかし本当に暑くて、あるていど慣れるまでの数週間は、みな頭痛や吐き気に悩まされました。広大なサトウキビ畑の海に浮かぶ孤島のような遺跡には日陰など無く、気温摂氏50℃に達します。午前10時を過ぎると、蚊&ブヨ空軍の大部隊も退散しました。哀れな濃紺チェロキーのボンネットではいつも陽炎が揺らめき、案の定、電気系統がおかしくなってしまいました。お隣カスマ谷のマンチャン遺跡を夏に発掘したことのあるキャロル・マッケイ博士は、「そうでしょ。私は毎日飲み水運びで、町と遺跡を往復するはめになったわ。フーッ、まるでオーブンの中よね。おととしの夏セチン・バホ掘ったフックスさんはモウロウとしてたらしいし、夏の調査はダメよ」と笑っていました。また発掘当初は、モチェのオフレンダスや、中期ホライズンand/or後期中間期の埋葬、そしてそれらを狙った無数の盗掘跡に阻まれ、なかなか形成期神殿の調査ができませんでした。

 しかし、友人としても考古学者としても信頼する副隊長フアン・ウガス君と、3人の優秀なカトリカ大学生の強力なバックアップ、アンデス調査団で積ませていただいた経験、さらには地元市民の理解、市議会の協力などに助けられ、なんとかプロジェクトを遂行することができました。

 今回の成果として目を引くところでは、中央基壇正面から、左右二元論的に赤白で塗り分けられた主階段(形成期、最終建築フェイズ)が出土しました。また上部小基壇へのアクセスは立派な石造りの細く深い階段で、踊り場をはさんで左に曲がる特殊な構造です(同、最終フェイズ)。他方、ワチェクサ、モスナ、ドラゴニアーノ様式など、チャビン・デ・ワンタルのオフレンダス回廊出土のものと極めて良く似た土器をはじめとするバリエーションに富んだ形成期の土器がかなり出土し、また様々なコンテクストから豊富なカーボン試料を採取できました。現在は、首都リマ市のカトリカ大学にて、発掘資料の整理分析に従事しています。現時点で既に、層位と土器の関係から、@の目的は達成できる見込みが強いです。Aについては、発掘中には決定的な証拠をつかんでいませんが、大量に採取した魚介類遺存体の分析を待つ状況です。博論のテーマであるBに関しては、さすがにまだまだデータ不足。しかし実現の可能性が高くなってきた継続調査に期待をかけ、予備報告書完成にむけて奔走しています。

 

 

新入会員名簿

 200268日の役員会において以下の方々の入会が承認されました。現在、会員数は139名となっております。

長田 善志、片山 良夫、中川 清恵 

 

 

会員名簿の訂正

2002年度会員名簿に間違いがありましたので次のように訂正させて頂きます。ご迷惑をおかけいたしました。

*****************

 

 

事務局からのお知らせ

1.会報への投稿募集

『会報』第13号への投稿を募集します。現地調査や博物館調査での体験やエピソード、各地で行われている研究会や講演会、展示会、出版物の紹介などの情報を古代アメリカ研究会事務局までお寄せ下さい。文字数は400800字程度でお願いします。

 

2.会費納入のお願い

2002年度までの会費をまだ納入されていない方は、同封しました振り込み用紙にてお振込み下さい。

 

 

編集後記

今号より、会報の編集を担当することになりました。不慣れな中、他の役員や、会員の方々の協力があったおかげで、なんとか会報を発行することができました。

今回は十分に内容を検討する余裕がなく、総会報告などの基本連絡が大半を占めることとなり、会員の皆様からの情報をあまり載せることができなかったと反省しています。国内外の皆様の活動報告や、シンポジウムや研究会の報告、図書の紹介など、今後積極的にとりくみ、情報発信の場、交流の場を提供していきたいと考えています。

さまざまなご意見、ご感想、ご報告など、お待ちしております。

           20027月 徳江佐和子

 

〈写真提供〉

向井暁子氏

 

 

発行  古代アメリカ研究会

発行日 2001724

編集  横山玲子・向井暁子